トップ営業マンと話す機会が持てたら、インタビュアーのように準備をし積極的に質問をしよう 

from 西野浩輝

巷ではたくさんのセミナー・学習会が開催されています。見知らぬ人と肩を並べて、同じ目的をもって学ぶのは、刺激にもなり大変良いことだと思います。

しかし最近、そのセミナーや学習会の後の懇親会に参加しない人が増えてきているという話を耳にしました。

懇親会は不要なのか

見知らぬ人どうしで食事をするというのも、気を使うからちょっと面倒だなという意見があるのは分かります。

しかもセミナーや学習会で頭を使った後ですから、勘弁してよと言う気持ちも分からなくはないです。

しかし、「自分は勉強をしに来たのであって、食事や酒を飲みに来たのではない。だから懇親会には参加しない」という意見には賛成できかねます。

実は懇親会にはとても重要な役割があるのです。

公式にはなかなか言えないことでも、食事の際の世間話としてだったり、飲み話としてだったら話せるということがあるのです。そういう内容が、実は非常に奥の深い話だったりします。

講師が積極的に言えないことでも、食事の席で「先ほどの〇〇についてなんですが・・・」と質問すれば、「実はね・・・」という話が聞けたりします。

見ず知らずの人にはなかなか本音は言えませんが、セミナー後の懇親会ならば、ある程度心を開いてくれるのです。

トップ営業マンから聞き出そう

トップ営業マンと言われる人に話を聞ける機会はなかなかありません。セミナー後の懇親会のように、自らその機会を求めて近寄っていかない限りは、チャンスはないでしょう。

せっかくチャンスを掴んでも、何から訊いていいのか分からないのであれば、自分がインタビュアーになりきってしまうのも手です。

インタビューのつもりで質問を考えておきましょう。

短時間で中身のある回答を引き出すために、準備は必要です。あなたの事前の準備がきちんとできていれば、トップ営業マンと言われる人たちも心を開いて答えてくれるはずです。

大事なことは、受け身の姿勢では訊きだすことはできないということです。自ら積極的に行動することで、大事な情報は手に入れることが出来るのです。

無礼にならない限り、積極的に情報を掴みにいきましょう。インタビューに出向きましょう。

 

西野浩輝写真マーキュリッチ代表取締役
西野浩輝
「人は変われる!」をモットーに年間150日の企業研修をおこなう教育のプロフェッショナル。トップセールス・経営者・外資系勤務など、これまでの自身の経験を活かして、グローバルに活躍できるプレゼンター人材の輩出に取り組んでいる。
西野著書写真

西野浩輝プロフィールはこちら