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from 西野浩輝

スモールステップを設定すると、モチベーションを維持できるということは既にお伝えしました。

しかし人というのは、本当にわがままな生き物です。同じことを繰り返していると、必ず「飽きる」という感情が芽生えてくるのです。

聖人君子でない私たちは、この「飽きる」という感情と上手に付き合っていかなければならないのです。

飽きないために心を動かす工夫

心に刺激を与えることで、「飽きる」という感情から解放されます。心を揺さぶり刺激を与えるのです。

ビジネスでも同じです。

営業マンの心に刺激を与えなければ、飽きてモチベーションが下がってしまいます。

そこで会社や部署が取り込んでいる方法が、営業部署にチームを作って競わせることです。チームの成績として競わせることで、心に刺激を与え、マンネリ化を防止しているのです。

またその成績がボーナスに反映されるとなると、一気にやる気に火を付けます。こんな工夫の一つとして、営業チームが競わされているのです。

もしチームが分かれていなければ、営業目標を達成するのはなかなか難しいのです。

自らモチベーションを上げる人たち

組織としてのモチベーションアップの工夫に頼っているのもよいでしょうが、トップ営業マンと言われている人たちは、そんなものに頼っていません。

自ら心に火をつける方法を心得ているからです。

それは個人的な目標達成であったり、ライバルとの密かな競争だったりします。トップ営業マンとしての誇りをかけているのかもしれません。

若くて優秀な営業マンが毎年増えていくのです。彼らに追いつき追い越されないよう、自らを追い込んでいるのかもしれません。

自分の性格を理解し、どういうことが一番刺激となるかを理解しているのです。

テレアポが楽しくなるには、モチベーションを上げる

アポが取れるまでの時間が無駄になることや、相手先の対応などで人気のないテレアポですが、楽しいと思えればモチベーションが上がります。楽しければ何でもモチベーションが上がりますよね。

人の脳は意外と単純ですから、逆にモチベーションが上がると楽しいと感じるのです。

組織としての工夫、個人としての工夫を駆使してモチベーションを高めましょう。

するとすごく楽しくなってくるのです。逆もまた正なりです。ゲーム感覚を持ち込んで、楽しくアレンジするのです。隣の席の人よりも1件多く電話するとか、アポが1日5件取れたらご褒美に好きなものを食べに行くとか決めてしまうのです。

嫌だと思って仕事するよりも、よほど健康的ではありませんか。

西野浩輝写真マーキュリッチ代表取締役
西野浩輝
「人は変われる!」をモットーに年間150日の企業研修をおこなう教育のプロフェッショナル。トップセールス・経営者・外資系勤務など、これまでの自身の経験を活かして、グローバルに活躍できるプレゼンター人材の輩出に取り組んでいる。
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