ビジネス環境の急速な変化に、あなたの組織は追いついていますか?

デジタル技術の発展、市場ニーズの多様化、新たなビジネスモデルの出現など、ビジネス環境は目まぐるしく変化しています。この変化に伴い、多くの企業が以下のような本質的な課題に直面しています。

1.複雑に絡み合った問題への対応に時間がかかる

  • 例:新規プロジェクトの立ち上げが遅れ、市場機会を逃す
  • 原因:問題の構造を適切に分析し、本質を見抜く能力の不足

2.現場でスピーディーな問題解決ができない 

  • 例:顧客クレームへの対応が遅れ、顧客満足度が低下
  • 原因:現場レベルでの意思決定力と問題解決スキルの欠如

3. 一部の社員にしか問題解決ができないと思われている

  • 例:特定の社員に問題が集中し、組織全体の生産性が低下
  • 原因:問題解決プロセスの標準化不足と、全社的なスキル育成の欠如

これらの課題は個別の症状のように見えて、実は共通の根本原因を持っています。それは、社員全体の問題解決力の不足です。 

なぜ、問題解決がうまくいかないのか?

重要性を理解し、解決しなければならないと思っているのにもかかわらず、問題解決がうまくいかない状態に陥ってしまうのにはいくつかの原因があります。

  • 問題を雑ぱくに捉えている
  • 原因を特定できていない
  • 解決までの方法が思い浮かばない
  • 解決のアイデアが思いつきにとどまる
  • 解決するための材料が揃えられない
  • 最適な解決案が思い浮かばない

つまり、「問題とは何かを正しく認識できていない」、「問題の本質をつかめていない」、「問題解決のアプローチ方法を知らない」、3つの「ない」に苛まれているからと言えます。

この状態のまま問題解決に臨もうとすると、以下のような状態に陥りやすいといえます。

1.アクション化がなされない

スモールステップで対処しようにも問題が整理されていないため、どこから手をつけていいか分からない。
あるいは解決の道すじが見える前に取り組もうとして思考が空転し続けるなど、問題に対して具体的な行動に移せていない状態に陥りがちです。

2.間違ったやり方で遂行される

では早急に行動に移せばいいかというと、それはまた別の問題を引き起こします。

明確な根拠がないまま、思いついた施策を手あたり次第に実行することは、限られた時間の無駄遣いになるだけでなく、関係者に協力を求めるべく必要な根拠が乏しいため、組織として効果のある手段を選ぶことが難しくなります。

また、周囲から言われるがままに対応した場合、対応方法に疑問を持つことが出来ず、同じような問題があらわれた時に再現性をもって対処することが困難になります。

さらに思考停止の状態で問題解決を行おうとするが故に、結果としてモグラたたき的アプローチになってしまう可能性があります。

特にモグラたたき的アプローチは、問題に対して一見対応していると本人は勘違いしやすく、なかなか真の問題解決に至らない厄介なものです。

「モグラたたき的」アプローチの具体例

  1. 問題を裏表にしただけの解決策
    (例)残業を減らすために「残業禁止ルール」を発令する。
  2. 過去の成功パターンを無条件で信じて繰りかえす
    (例)営業は足で稼ぐものだから、顧客訪問の回数をもっと増やす。
  3. 多面的に考えず、偏った視点で対策を打つ
    (例)標準化のためにマニュアルを作成するのみ(どう浸透させるかの観点が抜け落ちている)

これまで通りのやり方(モグラたたき的アプローチ)をこなすのではなく、より本質的、効果的な方法を模索し、解決に向けて取り組めるようになることが問題解決において重要になってきます。

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テーマ

問題解決力向上研修

開催日

2024年12月20日(金)14:00-16:00

参加方法

Zoom ※お申込み頂いた方に別途入室のURLをお知らせします。

参加費

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対象者

企業経営者、企業の人事担当者など、 研修導入を検討する立場にある方
※競合企業の方、個人学習目的のご参加はお断りしております

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