リモート・マネジメント研修は、メンバーのセルフマネジメントを高める「マネジメント研修」をベースに、リモート・マネジメントに特化した内容を盛り込んだ実践的な研修です。
マネジャーがメンバーの「自立・自燃・自走」を引きだすマネジメントにシフトし、リモートワーク環境下においてもチームの成果と成長に導く方法をお届けします。
開発者であり講師の西野浩輝からお伝えしたいこと ~リモート・マネジメント研修開発の背景~
内容をお伝えする前に、私が本研修を開発するに至った背景をお話しさせて頂ければと思います。
私、西野は創業以来17年間、講師と社長の二足のわらじを履いてきました。講師として、年間130~140日の研修をこなしています。登壇だけでなく、準備や開発も講師の重要な仕事のため、特に繁忙期は部下と対面で話せるのは週一回程度。ときには、月一回ということさえあります。
そんな厳しいリモートの状況下でも、当然ながらマネジメントをしっかりこなさないといけない。
当初は「リモート・マネジメント」の概念は一般的でなく、先人のノウハウもロールモデルもない状態でした。
そんな中で、私なりにもがき、苦闘しながらも、少しずつ方法論化して答えを見つけていきました。
今も現役の「リモート」マネジャーであり、日々遭遇する課題もたくさん抱えていますが、おかげさまで多くのマネジャーが直面している問題はかなり解決できたと思っています。
そこで、リモート環境下において悩み模索しているマネジャーに少しでもヒントをご提示することでお力になれないかと思い、「リモート・マネジメント研修」を開発しました。
実践的なリモート・マネジメントがどういったものなのか、ここまでの話に共感いただけた方は是非最後までご覧いただき、この紹介セミナーにご参加ください。
リモートワークにおけるマネジャーの悩み
リモートワークの導入によりメンバーと顔を合わせたコミュニケーションが減少し、これまでのマネジメント方法では立ち行かない状況になっています。
対面でマネジメントを行っていた時と勝手が異なり、マネジャーが目に見えない状況に思い悩み、疲弊していることも少なくありません。
具体的には、以下のような事象や課題を抱えていることが分かっています。
- 部下に対するちょっとした確認ができない
- 仕事の進捗
- マインド・メンタルの状況
- 部下の忙しさ度合が分からない
- チーム仕事に抜け漏れ・重複が発生する
- 「サボらないか?」と不安になる
- 部下教育の機会が減る
- チームの一体感が減る
- 部下の評価が難しい
- ナレッジの共有機会が減る
これらからマネジャーが、「仕事」と「人」の両面でコントロール出来ていない事がうかがえます。
リモートワークにおけるマネジメントの考え方
これまでマネジメントは「管理」と表現されるように、「1人1人のメンバーの行動を逐一チェックし、是正し、ときには自ら手を下す」ことが主だった方法でした。
しかし、リモートワーク環境下では、旧態依然の「管理」を行うことは現実的に不可能です。
また、どうマネジメントしていいか分からないからといって、「放任」してはマネジメント本来の目的である成果と成長を導くことは難しいでしょう。
「管理」や「放任」によるマネジメントの末路
解決の方向性
リモートワークにおいてマネジメントを機能させるには、マネジャーがメンバーと組織の「自立・自燃・自走」を引き出す役割へと変容する必要があります。
「自立・自燃・自走」とは?
自立・自燃・自走とは、メンバーが上司の指示を待つだけでなく、自らゴールを設定し、自らハートに火をつけ、成果に導いていく状態のことを指します。
これはメンバーに「任せたよ」と言っただけでは当然ながら実現しません。マネジャーが前提となる条件を作りあげ、整えていく事が非常に重要になっていきます。
いわばこの組織運営の素地にあたる環境作りが、マネジャーとしての仕事であり、力を注いでいく箇所になります。
「自立・自燃・自走」を引き出すための3大条件
「自立・自燃・自走」を引き出すための条件は大きく3つあります。
- 「上司-部下の信頼関係が築けている」こと
- 「部下が自発的に行動し、自主性を良しとする風土」が用意されていること
- 「基準をもとに考え行動し、個人の特性ではなく仕組みで仕事を回す」こと
これら3つが整うことで、メンバーは「自立・自燃・自走」の状態に近づく事ができます。
研修の特徴
マネジメントの本質へのアプローチ+リモートマネジメントの手法を同時に習得
マネジャー本人のあり方や部下との信頼関係の築き方、メンバーの「自立・自燃・自走」を引き出す方法など、マネジメントの本質へのアプローチだけでなく、明日から現場で使用できるリモートマネジメントの手法を同時に習得できる内容になっています。
講師自身の17年のリモートマネジメント経験をベースにしたプログラム
弊社は創立時からリモートワークをメインに業務を遂行してきました。代表の西野は講師であると同時にプレイングマネジャーとして、リモートマネジメントを行ってきた経験を有しています。プログラムは豊富な経験をもとに設計と検証を行い、常にブラッシュアップされた内容をご提供しています。
また、オンライン研修ならではのポイントを考慮し、受講者の集中力を継続させる工夫が随所に散りばめられたファシリテーションを実現します。
今回お送りするのは、ここまでご紹介したリモート・マネジメント研修の無料体験セミナー
「管理しないマネジメントとは一体どの様なものなのか?」
「リモートでチームの成果とメンバーの成長を止めない方法とはなにか?」
「他のマネジメント研修とは何が違うのか?」等にご興味を持たれた方は是非ご参加ください。
紹介セミナーの概要
研修テーマ
リモート・マネジメント研修
開催日
2021年2月9日(火)14:00 – 16:00
参加方法
ZOOM
※お申込み頂いた方に別途入室のURLをお知らせします。
参加費
無料
対象者
企業経営者、企業の人事担当者など、 研修導入を検討する立場にある方。
もしくは、その代理の方。
※個人の学習を目的とした受講、同業他社の方のお申込みはご遠慮いただいております。
予定しているアジェンダ
※当日の進行により変更が生じる可能性があります。予めご了承ください。
- イントロダクション
- なぜ今多くのマネジャーは、リモートマネジメントで失敗しているのか?
- リモートとリアル(対面)マネジメントの決定的な違い
- 当リモート・マネジメント研修のコンセプトと特徴
- リモート・マネジメントの「Be-PDCA」
- Be: 「部下との信頼関係」を見直すとともに、リモートマネジメントを効果的に行うための基準を明確化する
- Plan: リモートマネジメントにおける「計画化」・「割り当て」・「アサイン」のコツを学ぶ
- Do: リモートマネジメントでの「仕事の遂行」と「部下の指導育成」のコツを学ぶ
- Check & Adjust: 仕組み化(仕事)とフィードバック(人)を上手く活用して、リモートでもマネジメントが機能する体制を作る
- 「リモート・マネジメント研修」演習の一部体験
- 質疑応答