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【スキル開発コラム】西野のかばんはなぜ大きいのか!?
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こんにちは。西野です。
ついにキンドルを購入しました。
キンドルとは、皆さんご存知の通り、アマゾンが製造する
電子ブックリーダー。
私は英語プレゼンテーション研修の講師として、
英語力のトレーニングは日々欠かせません。
キンドルも英語版を購入しました。
つまり英語の本しか読めないのですが、とにかく軽い。
なんと300グラム弱。通勤電車で読み続けても手が疲れません。
加えて、ありがたいのが辞書機能。
わからない単語の意味を画面内に、表示させることができるのです。
電車の中で、電子辞書を開く、という煩わしさから解放してくれました!
キンドルは、英語力だけでなく、
私の重い鞄を軽くすることにも貢献してくれそうです。
今回のコラムは、そんな私の「重い」鞄にまつわる話です。
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【スキル開発コラム】西野のかばんはなぜ大きいのか!?
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今度私と会われた方は、ぜひ私が持っているかばんに注目して
いただきたいと思います。
このかばん、「これから出張にでも行くのですか?」と聞かれることが
あるぐらいに大きな黒いかばんです。
私がいつも大きなかばんを持ち歩いているのは、
「セミナーの講師を務めるときや打ち合わせのときに、いろいろな資料が
必要になるから」という理由だけではありません。
外出先で「今、あの仕事がしたい!」とか「あの本が読みたい!」
と思ったときに、いつでもすぐにやりたいことに取り組めるように、
大きなかばんを用意して、その中にいろいろなモノを
詰め込んでいるのです。
私は仕事柄、外出が多く、セミナーの前や打ち合わせの合間の時間を
カフェで過ごすことがよくあります。
カフェでは、事務作業や英語の勉強をしたり、
新しいアイデアを練ったり、
抱えている仕事の整理をしたりといったことに取り組みます。
ただし一口にカフェといっても、店によって雰囲気が全然違うものです。
明るく開放感あふれるカフェもあれば、シックで落ち着いた感じの
カフェもありますし、打ち合わせによく使われるようなビジネスライクな
雰囲気のカフェもあります。
すると人は環境に左右される生き物ですから、カフェの雰囲気によって
気分もかなり変わってきます。
例えば事務作業をするつもりでカフェに入ったとしても、
天井が高く窓から木々の緑が見えるような開放感あふれる雰囲気の
カフェであれば、
「なんだか細かい作業をするよりも、新しいビジネスアイデアを
練った方が有意義な時間が過ごせそうだな」と思えるときは
よくあるものです。
逆にアイデア出しをするつもりでカフェに入ったとしても、
隣のテーブルとの距離が近く、ごみごみしていて落ち着かない雰囲気の
カフェだったら、とても良いアイデアなど浮かびそうにありません。
そこで私は、かばんの中にいろんなモノを詰め込んでおくことで、
カフェの雰囲気と自分の気分や体調に合わせて、そのときに一番ぴったりの
物事に取り組めるようにしているわけです。
最初は事務作業をするつもりだったとしても、
少し取り組んでみて「どうも雰囲気や気分が違うぞ」と感じたら、
すぐにアイデア出しや抱えている仕事の整理といった作業に切り替えます。
またカフェで英語の原書を読もうと思ってページを開いたものの、
周りの雰囲気がざわざわとして集中できないときには、
読む本を軽めのビジネス書に替えたりします。
そうやってチューニングをしながら、
「カフェの雰囲気と今の自分の状態」にぴったりの物事を
見つけていくわけです。
すると無理をして物事に取り組むということがなくなりますから、
作業効率も良くなりますし、アウトプットの質も高まります。
みなさんの中にも、外出が多い仕事に携わっている方が
いらっしゃると思います。
そういう方には、ぜひ私のように大きなかばんを用意して、
いろいろなモノを詰めて持ち歩くことをオススメいたします。
ただし慣れるまでは、かばんの中の荷物が重くてちょっと大変かも
しれませんが……。