from 西野浩輝

バーチャル仕事部屋としてのZoomの効果

Zoom(ズーム)を知らない人はいないでしょう。ミーティングで使っている方が多いかと思います。

ただし、ここではその使い方ではありません。

職場の同僚が集まる「バーチャル仕事部屋」にするのです。

複数の人がズームの空間に入って、ただ黙々と仕事をします。PCの画面からは同僚が仕事をしている姿が見られます。

ということは自分の姿も見えているので、さぼるわけにはいきません。

この「見られている意識」により、集中せざるを得なくなり、仕事に没頭できるのです。

このバーチャル仕事部屋をさらにうまく活用する具体的なコツをご紹介します。

バーチャル仕事部屋の効果を上げる3つのコツ

 1.ペア相手を見つけ、一緒に集中仕事をする時間を決める

私の場合は毎朝8-9時の1時間です。

この時間帯を選ぶことで、前々回のコラムでご紹介した「儀式」にもなり、一石二鳥です。

 2.やることを互いに宣言する

良い意味の強制力になり、頑張るエンジンになります。

 3.終了後一緒にレビューする

やったことを発表する際に「ネットサーフィンをしてました」とは言えません(笑)

これまた強制力の役割を担ってくれます。

バーチャル仕事部屋の副次的効果

実は、この「バーチャル仕事部屋」には、副次的効果があります。

それは、孤独感の解消です。

テレワークを始めて一番先に生じやすい問題は「孤独感」だったりします。

でも「寂しい」ということはなかなか人に言えないものです。

だからこそ「仲間と一緒に過ごす仕事部屋」が癒し効果となり、解決の一翼を担ってくれるのです。

今シリーズでご紹介したやり方はほんの一部です。

ぜひオリジナルの「在宅ワーク・集中仕事術」を編み出し、活用することで、テレワークの達人を目指してください。

西野浩輝写真マーキュリッチ代表取締役
西野浩輝
「人は変われる!」をモットーに年間150日の企業研修をおこなう教育のプロフェッショナル。トップセールス・経営者・外資系勤務など、これまでの自身の経験を活かして、グローバルに活躍できるプレゼンター人材の輩出に取り組んでいる。
西野著書写真

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