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    <<Mercurich News>> 
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【お見舞いと決意表明】いまこそ『日本力』を見せるとき

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このたびの東北地方太平洋沖地震において、亡くなられた方々と
そのご遺族に対し深くお悔やみ申し上げるとともに、
地震・津波による被害を受けられた方に対して、
心よりお見舞い申し上げます。

 戦後最大のこの災害において、被災地で苦しんでいる方々のことを思うと、
胸が痛みます。

そういった痛ましい状況が続く一方で、心打たれるニュースにも
たくさん遭遇しました。

住民を助けるために、自分を犠牲しにして殉職した警察官、
放射能の危険にさらされる中、震災後ずっと不眠不休で復旧に取り組む
東電の社員の方々など、
自分の命を懸けた行動を見て、頭が下がる思いです。

その中で、特に感動させられたのは、福島原発3号機の放水を一番最初に
行った機動隊の方のエピソードです。

被爆の危険性を考慮してまだ慎重論が主流だったときに、
「誰かがやらねば」と言って放水実行を自ら行う決断した方がいた。

そのぎりぎりの決断に対して、
私は究極の使命感とプロフェッショナリズムを感じ、心が震えました。

そういった方々の決死の行動を見ると、
幸いにも無事だった我々が復興のために精一杯の尽力をしないといけない
という思いをますます強く持ちました。

では、「いま我々ビジネスマンができる貢献は何か?」を考えたとき、
まずは、ビジネスの歩みを止めないこと。

それによって日本経済を停滞させないことが大事だと思います。

経済が止まると、被災地でなんとか命を取り留めた方々に
新たな仕事についてもらうことも、義援金を十分に送ることも
できなくなる。

そうなると、復興がますます進まなくなる。

歩みを止めず、今の目の前の自分のやるべきことを
粛々と遂行していくことこそ一番の貢献だと考えています。

もうひとつは、被災者の方々を元気づけること。

当社マーキュリッチのビジネス領域である「人材支援」という観点から、
何とか少しでもお役に立てることを、
脳に汗をかいて考えたいと思っています。

いま、日本は未曾有の危機におかれています。

戦後以来最大の危機かもしれません。

だからこそ、それをバネに復興、発展、そして飛躍していかなければ
ならないと強く感じています。

私自身今回の震災で、多くのはげましのメールを海外の方から
もらいました。

それを通じて、いま日本は世界中で注目されていることを痛感しました。

いまこそ「日本力」を見せるときだと思います。

戦後奇跡的な復興を果たした日本の底力によって、
世界を驚かせるような第二の復興と発展を実現できることを
信じてやみません。

そのためにマーキュリッチは『人材支援』という立場から
精一杯の貢献したいと思っています。